中国武術の「原理」と「用法」、八極拳と蟷螂拳の套路(型)

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中国武術の各門派には、套路(型)が存在します。それぞれの套路には、訓練する目的があります。この訓練目的を大きく分ければ、「原理」と「用法」に分類出来ると思います。


「原理」を示す套路とは、その門派の戦闘法において必要な運動法則や身体の使い方。あるいは、制敵法を単純な形態において示した套路と言えます。


これらの套路は、実際の戦闘を目的とせず、身体運用や戦闘のための法則性を1つの形として示した物です。


つまり、これらの套路は、形のみでは役にたちません。訓練目的と要領を理解した上で訓練する事により、身体と思考を変質させるための套路だということです。


当流の「八極拳」においては、「小八極拳」「大八極拳」「六大開拳」がこれにあたります。


「用法」を示す套路とは、実際の戦闘において運用し易い形を示した套路です。少しニュアンスは違いますが、実際に運用し易いコンビネーションの集合体だとも言えます。


これらの套路を訓練する目的は、実際に運用するための形を体験し、「原理」の理解の後に自由に技を運用するための素材とするためです。


このような「用法」としての套路を、多く保有している代表的な門派は「蟷螂拳」です。当流の「八極拳」においては「八大招式」などがこれに相当します。


また、「原理」を示す套路は、運用法が一面的になりがちで、多様性に欠く場合が多くなります。そのため、身体の運用は小さくなる事が多くなります。


それに比べて、「用法」を示す套路は、動作が多様性に富み、身体の四肢の運用を大きくします。


そのため、訓練の初期段階では、「原理」を理解し自由に運用出来るようにするための身体を作るために、「用法」を示す套路を訓練する場合があります。



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