八極拳の「六大開拳」!!!「貼山靠」の練習法!!!

八極拳には、複数の「套路」(型)があります。「六大開拳」も、「八極拳」と呼ばれる武術の「套路」の一つです。
この套路は、6種類の短い動作で構成されています。
これらの、短い動作で構成されている「套路」を、「単式」の「套路」などとも呼びます。
この「六大開拳」は、6種類の「開法原理」によって構成されています。
この「開法原理」とは、「制敵法」とも呼ぶ事ができます。
つまり、上記の「原理」を、一つの「形」に表したものが「六大開拳」だという事です。
そして、この「形」は、一例にすぎません。
教習においては、もちろん、「形」の練習から始めます。
それは、「原理」を内在した「形」から練習した方が、理解し易いためです。
しかし、「形」の奥にある「原理」を理解したならば、「形」は必要ありません。
「六大開拳」の練習とは、「形」に内在した「原理」を理解する事です。
「形」は、そのための手段でしかありません。
極論するなら、「形」自体には、意味がないとも言えます。
例えば、「六大開拳」の最初に練習する「貼山靠」は、体当たりの「形」をとります。
しかし、「六大開拳」の「貼山靠」は、体当たりではありません。
厳密に言うならば、「貼山靠」には、2種類の練習があります。
「六大開拳」としての「貼山靠」と、それ以外です。
「六大開拳」として以外の「貼山靠」では、一般的な解釈と同じ、体当たりでしかありません。
しかし、「六大開拳」としての「貼山靠」は、「制敵」のための「原理」を、理解するための一例です。
つまり、同じ「貼山靠」という「形」であっても、練習内容は、同じではないという事です。
確かに、「六大開拳」の「貼山靠」でも、練習の初期に、多少の、体当たりや用法の練習をする場合はあります。
しかし、通常の「貼山靠」のように、「形」の「用法」や、体当たりなどの練習を、重点的に行う事はありません。
逆に「形」に捕らわれてしまうためです。
このように、同じ「形」を練習しているからと言って、練習内容が同じだとは限らないという事です。
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