八極拳と劈掛掌!!「八極拳」の練習法と「劈掛掌」の套路(型)!!!

八極拳について、当流『武学推拡拳社』の教習法をご説明したいと思います。八極拳では、基本功によって身体をある程度作った後、「小八極拳」という套路(型)によって、打法(発勁)を段階的に学びます。また、「金剛八式」「丁字八歩式」と呼ばれる単式套路によって、これを補完します。
次に、「大八極拳」と呼ばれる套路により、段階的に攻防技術や攻防に必要な身法を訓練します。
「大八極拳」の訓練の後、「六大開拳」と呼ばれる套路によって、相手のガードを開く開法原理や、制敵法を段階的に学びます。
また、上記の「六大開拳」の訓練を補うために「六大硬架拳」「六肘頭拳」と呼ばれる套路を訓練します。
また、「六大開拳」を実戦運用するために、「六大開変化」「六大開連環変化」と呼ばれる套路によって、套路の実用変化の方法を学びます。
「六大開拳」の訓練が進んだ後には、「八極連環拳」と呼ばれる套路訓練によって、実用変化の幅を広げます。
そして、「六大開拳」を実用するための一例として、「八大招式」「八大招連環変化」などの招式を訓練します。
また、当流では「八極拳」の訓練に加えて、「劈掛掌」と呼ばれる武術を弊習する事によって、総合的な完成を目指します。
また、「六合大槍」や「八極剣」などの兵器も弊習します。
当流の劈掛掌は、八極拳と相性がよく、弊習することが多い門派(流派)です。
元々、劈掛掌は、劈掛拳とも呼ばれ、中国の一部の地域では、比較的ポピュラーな門派です。
上方から切り落とす「劈」と呼ばれる技法と、下方から切り上げる「掛」と呼ばれる技法が中心に構成されています。
背骨を軸にして、身体を柔軟に使い、両腕を長く使います。
そのため「放長撃遠」の技法の武術と言われます。
当流では、「接近短打」の八極拳と、「放長撃遠」の劈掛掌を弊習する事で、両派の技法を補いあいます。
昔からこの2派について「八極に劈掛を参ずれば、神鬼も恐れる」と言われます。
下記は、当会で訓練する劈掛掌の套路(型)です。
劈掛一路
劈掛二路
劈掛三路
また、下記は、劈掛掌で訓練する兵器術となっています。
劈掛単刀
劈掛双刀
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