中国武術の実用!!中国武術の訓練段階「定」「活」「変」!!!

中国武術には、訓練の過程で段階が存在します。また、技術レベルにも段階が存在します。この技術レベルとは、練習者の能力の高低のレベルとも言えます。
この段階の分類は、門派や系統によって様々です。
また、当流の中でも、いくつかの分類方法があります。
一つの分類方法として、「定」「活」「変」の3段階に分類する場合があります。
当流の武術を実用するためには、最低でも「活」の段階にいたらなければ、使い物になりません。
厳密に言うならば、「活」の段階がある程度、習得出来た状態であり、その段階に至って初めて実用を考え、訓練していきます。
もし、それ以前に実用訓練を無理やりに行えば、その門派の戦闘法とは別の戦闘法になってしまう危険性があります。
また、実用訓練の段階に至った時、習得の妨げとなる場合もあります。
この「定」「活」「変」の3つの段階には、それぞれ訓練方法が存在しますが、それぞれの段階の深い理解が必要です。
この理解の深さが、技術の高低を決定付けます。
この段階を理解するには、ただの言語による教習だけでは不十分です。
当たり前の話しですが、武術を学ぶという事は、言語による理論や套路(型)、訓練法や使い方などの情報を、師より入手したり、情報をかき集めたりする事ではありません。
武術を学ぶという事は、一つに、師やその門派の技術を運用するための思考法を身に付ける事だとも言えます。
この、思考法の習得のための一つの方法は、師との共有時間を長くとる事です。
学ぶ回数や、実質的な教習時間を長くとる事や、それ以外の時間の共有も必要かもしれません。
つまり、ただ武術の技術や套路などの教習だけでは不十分な部分もあるという事です。
そのため、昔の武術家や、その正式弟子たちは、寝食を共にするなどの方法をとったのだと思います。
現代では、前述のような教習が成り立つとは思えません。
まして、中国武術を学ぶ者は、遠方から通って学ぶ場合があります。
そのため、現代の練習者は、学ぶための工夫が必要なのではないかと思います。
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