形意拳の歴史!!形意拳の特徴!!!

形意拳の創始者は、清朝末期の名人で、「神拳」とも称された「李飛羽」(李洛能、李能然とも呼ばれている。)といわれています。
異説はありますが、形意拳は李洛能が山西省の名家であった戴氏一族より「戴氏心意拳」を学び、大成後独自の創意工夫により作られたと云われています。
この形意拳の元になったといわれる心意拳は、宋代末期の英雄である「岳飛将軍」によって創始されたという伝説があります。
また、現在河南省に伝わる「心意六合拳」が母体になっているという説もあり、はっきりとした事は解っていません。
しかし、実質的な創始者は、明代末期の武術家で、「神槍」とも呼ばれていた名人の「姫際可」(姫隆峰)であるという説が有力なようです。
これ以外にも、「太極拳」の創始者だという伝説をもつ「張三豊」が創始者であるという伝説もあります。
また、姫際可は「嵩山少林寺」において教授した事があり、これが現在の「少林心意把」であるという説もあります。
形意拳の現在の伝承は、大きく分けて「河北派形意拳」、「山西派形意拳」に分類されています。
また、前述した河南省の「心意六合拳」もかつては「河南派形意拳」と呼ばれており、形意拳の一門派とされてきました。
形意拳は、近世において「郭雲深」などの多くの名人を輩出した門派です。
また、郭雲深の弟子の「王向斉」(王・齋)は形意拳を元に、独自の創意工夫により「意拳」(大成拳)を創始しました。また、この意拳を学んだ日本人である「澤井健一」は、「太気拳」(太氣至誠拳)を制定し、日本に伝えました。
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この記事へのコメント
投稿されている説は初めて聞いたものもありました。
色々な説があるものですねぇ。