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zoom RSS 中国武術の練習法!!!ミット打ちの不要性!!!

<<   作成日時 : 2016/04/08 00:16   >>

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中国武術の練習において、何かを打つ練習法があります。例えば、「八極拳」の「貼山靠」と呼ばれる体当たりでは、自然の樹木などにぶつかる練習をします。


また、同じく樹木に腕をぶつけたり、「拳」や「掌」によって打つ場合もあります。


現代の「中国武術」では、「ミット」を打つ練習をする場合もあります。


「ミット」の形状にもよりますが、「中国武術」という観点から見るならば、これはリスクをともないます。


つまり、門派(流派)や系統にもよりますが、「中国武術」としての技術を低下させる可能性があるという事です。


「ミット」の形状にもよりますが、「ミット」を打つ練習には、大きく分類して、二種類が存在すると思います。


一つ目は、「打撃力」の養成です。


二つ目は、「攻防技術」の養成です。


一つ目の「打撃力」とは、「ミット」を打つ事によって、「突き」などの「打法」の威力の養成をする事です。


しかし、「ミット」の形状にもよりますが、「ボクシング」などで使われる、小型の「ミット」の場合、多くの「中国武術」の打撃法では、上手く打てません。


これは、「中国武術」の打撃法が、「ミット」を打つ事に適さないためです。


このような小型の「ミット」を上手く打つ場合は、「ミット」の表面のみを叩く打ち方が有効となります。


また、「ボクシンググローブ」などを付けている場合に適しています。


つまり、「ミット」は、「中国武術」などでいう「突き」ではなく、現代でいう「パンチ」と総称される打撃法を養成するのに適した練習器具であって、「突き」の養成には適さない事が多いという事です。


当然の話しですが、「中国武術」を訓練する以上、「パンチ」ではなく、「突き」の練習である必要があります。


なぜならば、打撃法の威力の出し方(発勁)は、「突き」を基準としていますし、戦闘法もこの「突き」をどのように使うかが前提となっているためです。


二つ目の「攻防技術」の養成とは、現代的に言うならば、「コンビネーション」の練習の事です。


「ボクシング」などが代表的だと思いますが、トレーナーなどが「ミット」を持ち、「攻撃」を交えながら、「防御」と「攻撃」を連環させる練習です。


このような練習法は、極めて優れた練習法ではありますが、「攻防」や「戦闘法」、或いは「コンビネーション」は、あくまで「ボクシング」を代表とした、現代的な「打撃システム」の練習でしかありません。


つまり、「中国武術」の各門派(流派)に伝わる「戦闘法」の練習にはならず、逆に全く異質な「戦闘法」を癖づけする結果となります。


仮に、「攻防」において「ミット」を打つ練習をするのであれば、「中国武術」の各門派(流派)の「戦闘法」を反映した、「練習システム」の構築が必要となります。


当然の話しですが、この「ミット」打ちの「練習システム」の構築は、極めて難しい事だと思います。


この「システム」の構築のためには、最低限、自らが学ぶ門派(流派)の「戦闘法」が完全に理解出来ており、高いレベルで運用出来る必要があります。


当たり前の話しですが、「戦闘法」の運用が不十分な人間に「システム」の構築は出来ません。


また、「攻防技術」の練習として「ミット」打ちを行う場合、「ミット」打ちの特性上、「套路」(型)や「対打」の練習より、より実戦的な練習体系となると思います。


そのため、「套路」(型)や「対打」の練習や、「形」や「技の順番」を新たに作るより、より高度な能力を必要とするのではないかと思います。


戦後すぐの、まだ優れた能力を持った世代の「武術家」でさえ、「ミット」という器具を、効率良く活用する、明確な「システム」を構築出来たとは言えないのではないかと思います。


現代の「中国武術」を練習している世代に、このような高度な「システム」の構築は難しいのではないかと思います。


このように、現代では、昔ではなかった「練習器具」などが開発されています。


しかし、その「練習器具」を使いこなすのは人間です。


使いこなす側が、自分が学ぶ門派(流派)に適しているか、或いは、どのように活用するかの判断が必要なのではないかと思います。




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